午年の干支花絵!安倍文殊院

2026年度(令和8年)を祝うジャンボ干支花絵。

今年も安倍文殊院の境内に登場しました!来年は丙午(ひのえうま)歳に当たります。芽が出て葉が広がった状態を表す「丙(ひのえ)」。安倍晴明を祀る晴明堂を背にし、遥か西の二上山を望む展望台は記念撮影に訪れる人々で賑わっていました。

午年の干支花絵(安倍文殊院)

五芒星と合格祈願も定番ですね。

十二支を時計の針のように回すと、ちょうど真南の方角を指し示す「午(うま)」。正午の「午」であることを再確認します。

安倍文殊院の干支花絵!卯年を祝う絵馬
今年も干支を象ったジャンボ花絵が登場しています。安倍文殊院の展望台から見下ろすその光景は、すっかり年末の風物詩になりましたね。安倍文殊院の干支花絵。花絵のサイズですが、縦20メートル・横25メートルにも及びます。パンジーで象られた2匹のウサ...

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白山堂の紅葉と文殊池畔のパンジー

今年の2025年度は巳年でした。

早いものですね、もう一年が過ぎ去ろうとしています。安倍文殊院の近くにある大神神社は、「巳さん」つながりで盛り上がりました。午年で賑わう神社仏閣はどこになるのでしょう。競馬で知られる京都の藤森神社がすぐ頭に浮かびますね。あるいは、黒馬と白馬の神馬が人気の丹生川上神社下社といったところでしょうか。

安倍文殊院白山堂の紅葉

縁結びの安倍文殊院白山堂。

ククリヒメを祀る社殿が紅葉で彩られていました。

安倍文殊院の西古墳

特別史跡の文殊院西古墳

国の史跡は数あれど、「特別」を冠する史跡はごくわずかです。お寺の境内に横穴式石室が開口しており、中に入って見学することができます。まさに国宝級の石室ですが、見学は無料です。

安倍文殊院の弘法大師像

弘法大師像。

中世のスーパースターは安倍文殊院にも祀られています。

安倍文殊院の午年干支花絵2026

躍動する馬!

農耕や神事、交通の足として欠かせなかった馬。古来より人との距離は近く、馬無くして人類の発展は無かったと言ってもいいでしょう。

午年干支花絵とSNS案内板

展望台にSNSの案内板が出ていました。

文殊院名物・コスモス迷路の制作風景なども発信されているようです。

安倍文殊院コスモス迷路が見頃
今年もこのシーズンがやって参りました。安倍文殊院のコスモス迷路。秋の風を感じる季節には安倍文殊院の境内を歩きたくなります。毎年訪れていて思ったのですが、迷路内では金閣浮御堂を背景にコスモスを撮影するよりも、不動堂を背景に撮る方が綺麗な写真に...

安倍文殊院の弘法大師像

展望台へ上がって行く手前に祀られる空海さん。

ここはお砂踏みのご利益が得られる場所です。遠隔地からでも想いさえあれば願いは叶う・・・各地に設けられる遥拝所なども、場所の制約を受けることがありません。

安倍文殊院山門

山門と下馬石。

身分の高い人でも、ここから先は馬から降りて参詣する習わしでした。馬の手綱を引いていた従者たちは、ここでお参りする主人の帰りを待ったと言います。従者同士で主人の噂話なども交わされたのでしょう、下馬評の由来はここから来ています。

阿倍仲麻呂の歌碑と安倍晋三の献灯碑

遣唐使の阿倍仲麻呂の歌碑。

その横に、安倍晋三元首相が献じた石燈籠が建ちます。安倍文殊院は安倍氏の氏寺です。文殊池に浮かぶ金閣浮御堂には、安倍晋三元首相の御位牌もありました。

白山堂の紅葉

緑の葉が色付き、やがては落葉します。

確実に時は移ろい、来る一年に想いを馳せる時期ですね。毎年12月の第一週目までは11月の延長のような空気が漂いますが、第二週目に入ると、途端に年の瀬を感じるようになります。来年度の手帳やカレンダーが気になり出し、大掃除の準備に取り掛かります。

安倍文殊院の午年干支花絵

干支花絵と言う人もいますが、「干支絵馬」と表現する人もいます。

確かに大きな絵馬のようにも見えます。絵馬の由来にも深く関係する馬・・・馬(うま)く行く、勝馬に乗るなど、語呂合わせで縁起を担ぐ人も多いようです。

安倍文殊院のウォーナー塔

展望台の片隅に祀られるウォーナー塔

安倍文殊院の恩人ですね。

幾多の試練を乗り越えて、連綿と受け継がれる寺社の歴史。ジャンボ干支花絵もすっかり定番になりましたが、50年後も100年後も続いていくことを願ってやみません。

未年を祝う花絵@安倍文殊院
今年もこの季節がやって参りました。色鮮やかなパンジーで作られる安倍文殊院の干支を模ったジャンボ花絵。来たる2015年度は未年を迎えます。文殊池と金閣浮御堂を背景に、モフモフの毛に覆われた巨大な羊の花絵が登場しています。安倍文殊院のジャンボ花...
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