「しあわせの森公園」の芝桜を見に行って来ました。
南阪奈道路の葛城ICの近くにある「道の駅かつらぎ」。その裏手丘陵に芝桜の絨毯が出現しています!奈良県下で13番目にオープンした道の駅かつらぎは、充実したフードコートで知られます。御所や香芝方面へも通じる交通の要衝でもあります。
しあわせの森公園の芝桜。
丘陵の斜面一帯に濃いピンク色の芝桜が開花していました。ほぼ満開と言ってもいいでしょう。
展望広場から望む大和三山!イノシシ侵入防止の門扉
芝桜見物の他にも見事な眺望が楽しめます。
丘陵最上部が平坦な展望広場になっており、葛城市街地や大和三山を遠望します。
一つ一つの芝桜はこんな感じです。
地面を這うように広がる宿根草の芝桜。
ハナシノブ科に属し、英名を moss phlox(モスフロックス)と言います。北米原産のようですね。
展望広場へと続く階段。
イノシシ除けの門扉が設置されていました。
道の駅かつらぎに駐車し、「しあわせの森公園」へ向かいます。
徒歩5分余りの距離でしょうか。道の駅から左右2つのアクセスルートが伸びていました。
道沿いにも芝桜が植えられています。
満開になると下に隠れて見えませんが、芝桜の葉は細い針状なんですね。
展望広場から望む大和三山。
右手前が畝傍山、左向こうに小さく見えているのが耳成山でしょう。やはりここからも、天香具山は見つけにくいですね。「国見の山」として大和三山の中でも別格の天香具山ですが、遠望には向かないようです。
ドッグランは禁止されています。
広大な敷地ゆえ、思わず解放的になりますが注意が必要です。もちろん、ゴルフも厳禁です。
たんぽぽと芝桜。
芝桜の花言葉は「臆病な心」。小さな花弁を寄せ集めて咲く姿からイメージされるのかもしれません。ピンク色の芝桜が一般的ですが、白い芝桜もありますよね。しあわせの森公園では、白花の芝桜は咲いていないように見受けました。
奈良県葛城市に誕生した芝桜の名所。
毎年楽しみに訪れたいですね。
五弁花のようです。
道の駅としあわせの森公園をつなぐルート上では、太田古墳群の家形石棺を見学することが出来ます。この辺りは古墳の密集地帯で、しあわせの森公園の南東部には寺口千塚古墳群があります。芝桜見物の後、北上して首子塚古墳も見学して来ました。
菜の花も咲いています。
芝生の緑と芝桜のピンク、それに空の青が美しいコントラストを描きます。
イノシシ侵入の注意書き。
猪が山から下りて来るようです。二上山登山口の辺りにも侵入防止の門扉が設置されていましたが、自然豊かな場所であることがうかがえます。
階段から横へは移動しないようにしましょう。
芝桜を管理する人だけが入って行く場所です。関係者以外は立ち入り禁止です。
いやぁ~、視界良好です!
大阪方面へ向かう南阪奈道路も見えていますね。
一通り芝桜を観賞した後、道の駅に戻って親子丼セット950円を注文。腹ごしらえをした後、もう一つの道の駅である「ふたかみパーク當麻」へ向かいました。