2014年6月に訪れた近鉄御所線新庄駅。
駅を降り立ち、線路の東側へ出ると「ようこそ葛城市へ」と題する観光案内板が立っていました。
飯豊天皇埴口丘陵(いいとよてんのう はにくちのおかのみささぎ)と柿本神社。
駅前には客待ちのタクシーが停車していました。
古代の息吹を伝える葛城市観光
看板から北西方向に目をやると、万葉集の歌人柿本人麻呂を御祭神とする柿本神社が鎮座します。
柿本人麻呂生誕の地とも伝わるお社です。
万葉集ファンにはおすすめの観光スポットでしょう。
新庄駅近くに鎮まる柿本神社。
参拝者用駐車場は完備されていません。公共交通機関でのアクセスがおすすめです。
踏切の西側、駅から徒歩12分の距離にある飯豊天皇埴口丘陵。
飯豊天皇は歴史の表舞台には登場しない女帝として知られます。
それほど大きくはない飯豊天皇の陵が、民家に隣接する格好で佇みます。古事記、日本書紀によれば、忍海駅近くの角刺神社で政務を執り行ったと伝わります。
新庄駅で下車して、太古から現代へと続く葛城市観光へと出発しました。