2017年6月にスタートしたバイクシェアプログラム『biki(ビキ)』。
西のダウンタウンから東はダイヤモンドヘッド近くまでを網羅するレンタル自転車サービスです。ワイキキのメインストリート・カラカウア通りを歩いていると、あちこちでビキストップ(自転車置場)を目にします。
カラカウア通りに設置されたビキストップ。
通りの向こうに見えているのは、宿泊施設のハイアットリージェンシー ワイキキビーチ リゾート&スパですね。ずらりと並ぶビキの自転車!こんな光景がワイキキのあちこちで見られました。
逆走に要注意!一方通行のカラカウア通り
ハワイの自転車は右側通行です。
ワイキキ周辺は基本的にバイクレーンが用意されていますので、そこを通るようにしましょう。歩道を走ると罰金を科せられますので注意が必要です。紛失や盗難に遭えば、罰金は1,200ドルにも及びます。ビキには鍵が付いていませんので、自転車から離れる場合は細心の注意を払う必要があります。
ビキのサドル。
自転車を借りたら、まずは高さを調整することになります。
ハンドル部分にはダイヤルがあって、ギアを三段階に切り替えることができます。
3.5ドルのシングルライドチケットと、20ドルのフリースピリットパスが案内されています。
支払い方法はクレジットカードのみのようです。
端末操作を終了したら、いよいよ自転車のロックを解除します。
5桁の暗証番号を入力していきます。
①②③のボタンを順不同に押していきますが、押すたびにピッという音が鳴ります。正しく入力を終えると、ピ~ッという音と共に黄色いランプが点灯します。鳴り終わるとしばしの沈黙の後、再度ピ~ッと鳴ります。緑色のランプが点灯したら引き抜きの相図です。
ワイキキウォール(カパフル突堤)近くのビキストップ。
後輪のカバーには広告も見られますね。
カラカウア通りは一方通行になっています。
北西側から南東側へのみ通行が許可されています。南東側から逆走すると、違反行為と見なされます。日本の習慣ではあり得ないことですが、郷に入っては郷に従えですね。
レンタサイクルのビキは乗り捨て可です。
アプリで最寄りの返却場所を随時確認することができます。ビキストップで借りたら、また違うビキストップに返却するのが決まりです。
トロリーバス。
JTBのOLIOLIウォーカーですね。アラモアナ行きと案内されています。
ロイヤル・ハワイアン・センターのザ・チーズケーキファクトリー。
ハワイ伝統料理のカルアピッグ入りのハンバーガーを食べました。
コンドミニアム近くの駐輪用フレーム。
biki(ビキ)とは関係ありませんが、これも自転車置場の一つです。
日本であれば、気軽に道端に駐輪するクセがありますが、ワイキキ周辺では御法度のようです。きちんと決められた場所に駐輪する必要があります。最低限のマナーを守って、ワイキキ観光を楽しみましょう!