京都水族館の海洋ゾーン。
磯の教室において、マンジュウヒトデに触る体験教室が開かれていました(2012年7月)。
京都水族館のマンジュウヒトデ(饅頭海星)。
海星(ヒトデ)に触るのは気持ち悪いという人も多いと思われますが、意外と簡単に触れることができます。体の表面がぬるっとしているわけでもなく、気味の悪い感触は一切ありません。
五列の管足溝!マンジュウヒトデの生態学習
触れて覚えることもあるでしょう。
図鑑で学ぶだけでは分からないこともたくさんあります。
マンジュウヒトデの体形は五角形や円盤状をしています。
マンジュウヒトデの名前の由来ですが、饅頭のように膨れていることに因みます。体表が小さな粒で覆われており、針刺しのようにも見えることから英名ではCushion sea star(クッション・シー・スター)と呼ばれます。
ペンギンゾーンのケープペンギン。
間近でペンギンを観賞することができます。
腕のあるヒトデに混じって、マンジュウヒトデが岩場に張り付いていますね。
忙しく動き回る魚に触ることは難しいですが、じっと動かない海星(ヒトデ)にタッチすることは簡単です。体験教室の材料にはうってつけでしょう。
マンジュウヒトデを ひっくり返すと、腹側にヒトデ特有の5列のはっきりした管足溝が見えます。
体表にエビの仲間のヒトデヤドリエビがいたり、体内にカクレウオの一種が共生したりもします。餌にはサンゴを食べるそうです。
かいじゅうカフェで購入したアイすいぞくパン。
ゴマフアザラシの居る「かいじゅうゾーン」で、オオサンショウウオの形に似せて作られたオリジナルパンを頂きます。
夏休みの子供たちで賑わう京都水族館。
夏休みの宿題で絵日記を書いている子供たちも多いのではないでしょうか。マンジュウヒトデとの出会いが、思い出深い一ページに刻まれることでしょう。