夏のヒーリングスポットといえば、やはり何と言っても滝ではないでしょうか。
三輪山の登山道の途中にも滝は流れていますが、狭井神社の左手奥の方にも「きよめの瀧」と呼ばれる滝が存在します。
きよめの滝に張られた注連縄。
結界を表す紙垂がぶら下がります。青色の小さなバケツで水を受けていますね。
山ノ神遺跡のアクセス途中にあるお茶屋
きよめの滝の手前には、軽食を提供するお茶屋さんがあります。
三輪山の話も色々聞かせて頂けますので、ご興味をお持ちの方は是非休憩していって下さい。
「みんなの行場 きよめの瀧」と記されています。
滝と言っても、吉野の蜻蛉の滝のような川遊びスポットではなく、あくまでも行場として利用されているようです。滝の手前には小さな一軒家が建っていて、軽食を頂くことができます。
きよめの滝に到着。
狭井神社の鳥居前を左に取り、道なりに進んで行きます。
やがて二手に分かれる岐路が見えてきます。そのまま左に進んで行けば、天理の石上神宮まで続く山の辺の道を辿ることになります。今回はきよめの滝を目指すため、岐路の右手を選択します。
5分弱ほど緩やかな坂道を上って行けば、みんなの行場・きよめの滝へアクセスします。右手にきよめの滝、正面に辰五郎大明神、左手に山ノ神遺跡の磐座という位置関係です。
こちらは辰五郎大明神。
きよめの滝からさらに奥の方に鎮座しています。
天理市の桃尾の滝も行場と言われますが、きよめの滝は桃尾の滝ほど大きなスケールは感じさせません。
本当に小さな場末の滝といった趣です。
夏の大神神社参拝の際には、是非訪れておきたい穴場スポットです。