西大寺の紋は笹竜胆

奈良の西大寺の寺紋は笹竜胆(ささりんどう)のようです。

一般的には源氏の家紋として知られている紋ですよね。南都七大寺の西大寺でお目に掛かれるとは思ってもみませんでした。

西大寺の寺紋

西大寺の寺紋。

末広がりの素敵な紋ですね。

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大茶盛行事が人気の西大寺

竜胆(りんどう)はリンドウ科の多年草です。

葉が笹に似ていることから、笹竜胆(ササリンドウ)と呼ばれています。

秋になると、紫色の鐘状の花を咲かせます。山野に自生する竜胆。その赤褐色の根は苦味があり、煎じて健胃剤にされます。

西大寺と言えば、年3回行われる大茶盛で知られます。

大きな茶碗でお茶を回し飲みするイベントで、多くの人で賑わいます。茶筅も茶杓も規格外のビッグサイズで、思わず笑みがこぼれます。茶席の床の間に見られる雪の飾りは、西大寺八幡宮の風景を再現しているようです。

西大寺本堂

西大寺本堂。

本堂前の賽銭箱に、笹竜胆の紋が浮き彫りにされていました。

龍の肝のように苦いことから、「竜胆」と名付けられたようですが、そもそも龍の肝など味わったことがないので何とも言えませんね(笑) 竜胆(リュータン)の音を大和風に転訛して、「りんどう」となったようです。

西大寺手水舎の龍

西大寺手水所の龍。

一口に竜胆紋と言っても様々なものが見られますが、笹竜胆はその中でもポピュラーな部類に入るのではないでしょうか。笹竜胆の他にも、久我竜胆車、二葉竜胆、三つ葉竜胆、三つ割り笹竜胆、丸に石川竜胆、竜胆車、違い竜胆等々があります。