安倍文殊院の前身に当たる安倍寺跡。
安倍寺跡の南西に、安倍寺瓦窯という遺跡が残されています。
安倍寺瓦窯。
柵で仕切られ、屋根も掛けられていますね。
水仙開花!国史跡の安倍寺跡
国の史跡に指定される安倍寺跡。磐余の道をウォーキング中、ふらっと立ち寄ってみることにしました。安倍寺跡の水仙。きれいな水仙の花が咲いていました。まるで運動場のように整備された安倍寺跡。夏場は草木が繁茂していますが、この季節は小奇麗に映ります...
鎌倉時代の平窯式!5基の窯を見学
あまり人の踏み入らない場所にあります。
安倍寺瓦窯は、安倍文殊院建立用の瓦を焼いた窯跡なんだそうです。
国指定史跡の安倍寺瓦窯。
随分リアルに残されていますね。
専門家ではありませんが、保存状態の良さが感じられる遺跡です。
ちょっとした窪地にあります。
安倍寺跡は大化の改新の際、左大臣として活躍した阿倍倉梯麻呂が創建したお寺として知られます。
山田寺跡と同じく、ほとんど何もない原っぱになっていて、走り回る子供の声が聞こえる児童公園のような雰囲気です。
安倍寺瓦窯の案内板。
鎌倉時代の「平窯式」と呼ばれる窯が5基残存しています。
安倍寺跡の周辺は、おふさ観音へと続く大和長寿道と石舞台古墳へ抜ける磐余の道の分岐点になっています。
交通の要衝だった昔が偲ばれますね。