パワースポットが大流行ですね。
パワースポットの経済効果も少なからずあるようで、スピリチュアル本やパワーストーンなどのヒーリンググッズの売れ行きも好調なようです。
パワースポットの歩き方 京都・奈良編 (HONKOWAコミックス)
書店には様々なパワースポット関連の本が置かれています。
パワースポット関連ビジネス
パワスポなんていう、省略語もよく耳にするようになりました。
世界的なパワースポットといえば、米アリゾナ州のセドナが人気のようです。
日本に目を移してみると、明治神宮の清正井、奈良の大神神社、熊野古道の那智の滝などのパワースポットが注目を浴びています。
奈良の大神神社。
三輪山をご神体とする大和国一之宮・・・磐座信仰が今も根付く古式ゆかしい神社です。
人々がパワースポットに魅かれる現代、邪念を寄せ付けないと言われる
黒オニキスのパワーブレスが売れたり、江原啓之氏の本が売れたり、スワロフスキーのサンキャッチャーに人気が集まったり・・・という現象が起こっています。
目には見えないけれども、そういったものに畏怖の念を抱く。
実はとても大切なことのように思われます。占いが時を超えて、途絶えることなく行われてきた歴史を見ても明らかです。科学万能の世界になればなるほど、人間の愚かさはどこかで露呈されるものです。今地球規模で未曾有の災害が後を絶ちません。想定外の出来事が頻発する国内外。神様からの警告か何か定かには分かりませんが、驕り高ぶる人類への警鐘ととらえるのも悪くはないでしょう。
三輪山。
吉方位に出向く開運旅行ももてはやされています。
聖地巡礼、パワースポット巡りの旅行需要が伸びれば、おのずとホテルや旅館の経済効果は上がります。足代になる公共交通機関も潤うことになるでしょう。神社の参拝客も増えますが、パワスポとは直接関係のない占いにも人気は飛び火するようになります。
あるいは、水の需要も伸びるのではないでしょうか。
浄化された水、心身ともに綺麗になる水の人気も高まることでしょう。どこかエコやロハスに通じるものを感じますが、総体的な時代のつながりを感じずにはいられません。古来より「若水(わかみず)」には清冽なパワーが秘められていると信じられてきました。万物の根源を成す水に注目が集まるのも、時代の流れと言えるのかもしれません。
狭井神社の水にご利益があるのかどうか、私にはよく分かりません。個人的体験を通してしか実感できないものと思われますが、わざわざ遠方からお水取りに来られる方が多いのも事実です。そういった方々にお伺いすると、やはり実体験としてそのパワーを感じていらっしゃるようです。
こうして見てきただけでも、パワースポットにまつわるキーワードには事欠かないようです。パワースポットのSEO対策を本格的に進めてみても良いのではないでしょうか。