正しい日本語とは結構難しいものです。
とある案内看板に、「離発着」という言葉を見つけました。これは実は間違いで、正しい日本語は「離着陸」となります。
ホノルル空港で待機する航空機。
離陸と着陸で離着陸となります。
間違った使い方をしていても、案外気付かないものですね。
TAKEOFF and LANDING ! 離着陸の英語翻訳
新型コロナウィルスによるパンデミック。
世界の航空会社が苦境に立たされています。
当然のように離着陸回数は大幅に激減し、その経営を圧迫しています。
成田国際空港、羽田空港、関西国際空港の離着陸回数も言うに及びません。
昨年までインバウンドで賑わっていたのが嘘のようです。
離陸と着陸を繰り返す飛行機。
数年前、空港の展望台に立ち、絶え間なく繰り返されるその営みに身を委ねたものです。パイロットが最も緊張する瞬間だと言いますが、乗客にとっても期待と不安の入り混じるタイムポケットですね。
離着陸を英語に翻訳すると、takeoff and landing となります。
多くの命を運ぶ航空機に失敗は許されません。パイロットの離着陸訓練は”完璧”を目指し日々繰り返されます。
航空会社の離着陸回数、離着陸場、離着陸機といった具合に「離着陸」という言葉が正しい用法となります。この機会に覚えておきましょう。