奈良県内ではなかなか間近に見ることが出来ない飛行機。
以前に関西空港(KIX)の展望ホールで離着陸する飛行機を見学したことがあります。今回は大阪国際空港(伊丹空港)へ向けて着陸態勢に入る飛行機をご案内致します。
服部ビオパーク(ふれあい緑地)の飛行機マーク。
駅名変更で話題になった阪急宝塚線の服部天神駅から徒歩20分弱の場所に服部ビオパークはあります。少々駅から離れてはいますが、ベンチに腰掛けてゆっくりと飛行機見物を楽しむことができます。
阪急電車で服部天神駅へアクセス
以前から結婚式ギフトでお世話になっているアトリエココロさんのアトリエへ向かうため、阪急宝塚線の服部天神駅を目指します。阪急宝塚線に乗車するのは、おそらく生涯初の体験です。
JR大阪駅から阪急電鉄の乗り場へと向かいます。
行く手にヘップファイブの観覧車が見えていますね。
ICOCAで改札を抜けて、阪急宝塚線のホームへ。
小豆色の高級感あふれるボディは、昔も今も変わらぬ阪急電車のシンボルカラーです。
阪急宝塚線の路線図。
梅田、中津、十三、三国、庄内、服部天神と続きます。
乗車時間は10分ぐらいだったでしょうか、意外と早く服部天神駅に到着いたしました。
電車に乗っている間にスマホで服部天神についての情報を拾っていたのですが、どうやら足の守護神として崇められているようです。菅原道真由来の服部天神ですが、足の神様ということでスポーツ関係(特にサッカー)の方々からも信奉を集めています。
到着ホームの反対側にあった服部天神の御神木。
駅舎の屋根を貫く御神木は実に印象的です。駅が完成する前、この辺りは服部天神の境内地であったと伝えられます。結界を表す注連縄に紙垂がぶら下がり、ここが神域であることを示しています。
「先に服部天神ありき」であったことが分かります。
車輪も見える着陸態勢の飛行機
服部天神駅からアトリエココロさんへ向かって歩いていると、轟音と共に上空を巨大な飛行機が飛んで行きます。
これは迫力があります。
大阪国際空港へ向かって着陸姿勢に入っている飛行機。
時には飛行機の車輪が出ていることも確認されるようです。
服部ビオパーク(ふれあい緑地)のベンチに座って、今か今かと飛行機の通過を待ちます。
豊中市原田にある千里川の土手へ行けば、もっと近い場所からの飛行機見物が楽しめるようです。着陸一歩手前の飛行機のボディを真下から仰ぎ見ます。実は私の友人が阪急石橋駅の近くに住んでいて、時々この千里川の土手へ飛行機を見に出かけるようです。小さい子供を連れて行くそうなのですが、毎回飛行機の爆音で泣き出してしまうようです(笑)
服部ビオパークは千里川の土手に比べれば、静かな環境で飛行機見物が楽しめそうです。
服部西町のふれあい緑地は、飛行機の着陸航路に当たるため居住区に出来ないエリアでした。そこを憩いの場として、豊中市が緑地公園に整備した経緯があります。
野球場やテニスコートもあり、駐車場も完備されています。駐車料金ですが、最初の30分間は無料で、その後は30分ごとに100円が加算されるシステムです。
服部ビオパークから見た飛行機。
滞在時間がわずかだったため、今回はゆっくりと飛行機見物を楽しむことができませんでしたが、帰り際に一機の飛行機が飛んで参りました。服部ビオパークは関空展望ホールとはまた違った角度から飛行機見物を楽しむことができます。