相続問題が発生する前に、数字に弱い人はある程度数字に慣れておく必要があるのではないでしょうか。
葬儀ビジネスが雨後の筍のように出てきている昨今、相続における税金の問題も他人ごとではなさそうです。
記帳業務における勘定科目はとても重要なファクターです。
勘定科目とは、経費を分類する項目のことを意味します。
通信費、旅費交通費、給料手当等々、実に様々な勘定科目が存在します。
細分化して不変を貫く勘定科目
記帳業務において重要なことは、これらの勘定科目を出来るだけ細かく細分化し、かつ出来るだけ変えないことが大切です。
例えば喫茶店でお茶をしたとします。
接待交際費、あるいは会議費などの勘定科目に当てられるものと思われます。
レシートをもらって控えておくこともあるでしょう。
税金の申告をする際、この接待交際費の棒グラフが他の勘定科目に比べ突出して高い場合は、やはり注意が必要です。満遍なくなるべく均等に経費が発生している・・・そういう状態が理想です。
先ほども申し上げましたが、勘定科目には様々なものがあります。
消耗品費、水道光熱費、広告宣伝費、支払い保険料、リース料、減価償却費etc.
それぞれの勘定科目において、少しずつ経費が発生している。日々の記帳業務において心掛けておきたいポイントです。
そのためには、最初の時点で、発生するであろう経費を考慮して、出来るだけ多くの勘定科目を作成しておく必要があります。取材費や図書研究費なども立派な勘定科目の一つになり得ます。