達磨寺の問答石

JR王寺駅の近くに達磨寺はあります。

人通りの多い場所にひっそりと佇む達磨寺。

達磨寺の問答石

達磨寺の問答石

達磨寺といえば、やっぱりこの問答石です。

王寺町の達磨寺!聖徳太子とダルマの絆
臨済宗南禅寺派の片岡山達磨寺。聖徳太子遺跡霊場第十九番の達磨寺は、聖徳太子が築いた達磨塚霊跡に建立されたお寺です。聖徳太子と達磨大師の出会いの地ともされ、日本書紀や元亨釈書などに見られる片岡山飢人伝説が今に伝わります。龍田大社へお参りした帰...

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聖徳太子御遺跡第19番札所の達磨寺

そもそも達磨寺は聖徳太子が建立したと伝えられるお寺です。

聖徳太子御遺跡第19番札所にもなっています。

写真の問答石は、聖徳太子と達磨大師が出会った場所に鎮座しています。

歴史的にも有名な聖徳太子と達磨大師。

その二人の賢人がこの地で出会ったと伝えられます。

問答石の案内板

問答石の案内板。

推古天皇21年に当たる613年、聖徳太子はこの地で、餓者に身をやつした瀕死の異国人と出会います。
瀕死の異国人とは他ならぬ達磨大師のことですね。

聖徳太子の手厚い看護も及ばず、達磨大師の遺体は衣服のみを残して消え去ってしまったそうです。

そして、石に達磨大師が乗り移り唱和したと伝えられます。聖徳太子は自ら達磨の木像を彫り、現在の達磨寺である達磨塚を築いて供養したということです。

固い絆で結ばれた聖徳太子と達磨大師。

聖徳太子生誕の地と伝わる橘寺に建つ黒駒像が、二賢人の強い結び付きを表してます。聖徳太子には雪丸という愛犬も居ましたが、全国行脚を共にした愛馬も存在していたのです。その愛馬こそが、達磨大師の化身ではないかと言われています。

聖徳太子から受けた恩を忘れることなく、馬になって太子のその後を助けたのでしょうか。語り継ぎたくなるロマンに満ちたエピソードですね。

達磨寺本堂

達磨寺の本堂。

本堂の西南角付近に問答石は鎮座します。案内板の文言から、写真の石は達磨石であることが伺えます。

達磨石から南に10mほど離れた場所に太子石があります。

二人の賢人が歌を詠み交わした場所にある問答石。

本堂の中には達磨寺のご本尊である達磨坐像(日本最古の達磨像)と聖徳太子坐像が安置されています。

達磨寺の拝観料は無料です。

駐車場も無料、交通アクセスはJR・近鉄王寺駅から徒歩15分となっています。

<聖徳太子関連情報>

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