五條市今井を起点とし、東へ伸びる五條吉野線。
国宝を有する栄山寺を通過して吉野川沿いを進みます。吉野郡下市町まで来ると「新住(あたらすみ)」という地名を目にします。面白い地名だなと思い、農協のエーコープに車を停めてコーヒーブレイクしました。
下市町のマンホール蓋。
特産品の割箸がデザインされています!中央に町章、その周りには町の花マツバボタンが描かれます。割箸発祥の地と言われる下市町ならではのマンホール蓋ですね。
宮前寺の紫陽花と新住(あたらすみ)界隈の散歩
大淀町と並び、吉野の玄関口にもなっている下市町。
吉野杉や桧を使った割箸・三宝などが特産品です。広橋梅林や吉野杉箸神社、岡峯古墳、いがみの権太の墓、丹生川上神社下社などの観光名所が集まります。
宮前寺の紫陽花。
浄土真宗本願寺派のお寺で、阿弥陀如来を本尊とします。
山号は神光山のようです。
お寺の住所は、吉野郡下市町新住633です。
新住簡易郵便局。
こうなるともう、「新住(あたらすみ)」が気になり始めました(笑)
門前には色んな花が咲いています。
綺麗な境内で、最初は観光寺院かなと思いました。
浄土真宗のお寺は観光向けでないことが多いですよね。
檀家を中心に地域の方々に支えられているのでしょう。
鄙びたお堂。
緑が生い茂り、初夏ならではの空気が流れます。
電柱にもありました!
アタラスミ・・・中世の新住(あたらずみ)で、下市町の分村と伝わります。
民家脇の用水路。
石垣の上部に薄っぺらい石材が使われています。吉野川流域の緑泥片岩でしょうか。
旅好きの方々の中にはマンホールフリークがいらっしゃるようです。地域性のあるマンホール蓋を集めていると、全国を旅した気分になれるのかもしれませんね。