奈良の伝統工芸品に「出雲人形」が名を連ねます。
埴輪の原点とも言われる出雲人形。
等彌神社の前にある桜井市立図書館に飾られていました。
軍配らしきものを手にしていますね。ふくよかで明るい感じのするお人形さんです。
埴輪考案の野見宿禰!桜井市出雲の十二柱神社
奈良県桜井市には出雲という地名があります。そう、アノ出雲大社の”出雲”です。
等彌神社境内の鳥居。
伏見稲荷大社の千本鳥居とまではいきませんが、幾つかの鳥居が連続して並んでいます。
出雲と大和は古代より密接な関係にありました。
昔は天皇が亡くなると、天皇と共に生き埋めにされる人がいました。それではいかんと、埴輪を作って埋めることを考案したのが野見宿禰です。
出雲国出身の「相撲の始祖」、その人こそが野見宿禰です。
桜井市出雲にある十二柱神社には、野見宿禰顕彰碑が建てられています。出雲人形のルーツが見え隠れしますね。
桜井市立図書館に来ると、桜井市にまつわる様々なことが分かります。
灯台下暗しを卒業して、身近なことを色々調べてみたくなりました。これぞまさしく、生涯学習の効用ですね。