11月初旬に催された大正楼の披露宴。
会場の受付に、新郎新婦様の似顔絵ウェルカムボードが登場致しました!
パッと一目見て、よく似ているなぁ~と感心した次第です。
心のこもった似顔絵ウェルカムボード。
披露宴を前に、新郎新婦様とは複数回に渡って打合せをさせて頂きました。そのため、お二人のお顔もよく存じ上げています。見事にその特徴が反映されており、絵の完成度の高さには驚いてしまいました。
手作りの披露宴を彩る卓上装花
昨今は婚礼会社を介さない ”手作りの結婚披露宴” が増えつつあります。
今回は司会者付きでしたが、司会者の方もお知り合いのようでした。自分たちで様々にアレンジして、晴れ舞台の披露宴を盛り上げます。天理教の御神酒で乾杯し、ウェディングケーキには大きなバームクーヘンも登場しました。
高砂席の卓上装花。
ご会食人数は全部で51名様でした。
普段は4名様用テーブルを連ねて会場を作るのですが、今回に限っては6名様用テーブルも搬入します。上座の方に6名様用テーブルを二つ並べ、ご来賓の方々に着座して頂きます。司会者用テーブルとケーキカット用テーブルもスタンバイし、皆様のご到着を待ち受けます。
新婦様が新郎様に飛び付いておられます!
それにしても、見事な腕前ですね。
お写真だけでここまでの作品に仕上がったのか、あるいは実物を前に描かれたものなのか、そのあたりの経緯は存じ上げていないのですが、いずれにしても見事なインパクトで迫ります。
似顔絵ウェルカムボードといえば、そこに木を配したウェディングツリーもよく知られていますよね。枝から生える葉っぱの部分を、指紋で表現する「指紋アート」に心を鷲掴みにされたことを思い出します(笑)
お写真以上の印象を残す似顔絵ウェルカムボード。
今後も様々な機会で目にすることになるのでしょう。
司会者用のマイク。
マイクが無くても十分に声の届く会場なのですが、やはり有ると無いとでは大違いです。司会者の方にとっては、マイクがあるだけで格好が付きます。コードレスでないところが唯一の難点なのですが、御入用の方はお申し出ください。無料でお貸出致します。
華やかな高砂席卓上装花。
秋を代表するダリアを中心に、披露宴会場を彩ります。
こちらはゲストテーブルの卓上装花。
テーブルとテーブルの間に配置します。
配色を考慮して、テーブルの色と重ならない装花を発注致しました。
会場後方に用意されたスクリーン。
手作りの映像が映し出されたのでしょう。
改めて言うまでもありませんが、天理教の教会本部は素晴らしい場所です。
その本部からマイクロバスでご移動頂き、大人数の披露宴となりました。
おぢばがえりで知られる天理教ですが、私は小さい頃、「おぢば」を落葉のことだとばかり思っていました(笑) 人類創造の甘露台があると言われる「お地場」。世界中から人が集い、世界中へ人が散って行くスケールの大きい天理教。
実は私の父親も天理中学校出身です。
”悪しきをはろうて助け給え” というお馴染みのフレーズは、なぜか私の耳にも付いています。
新郎新婦のベアもお出迎え。
小さい金屏風も背後に立っていますね。
今回は披露宴の前々日から、大神神社の団体参拝の予約が入っていました。
ちょうど入れ替わるように、披露宴へと移行していきます。
当館の披露宴会場も、2016年度以降は旧式のお座敷スタイルを卒業しています。
お座敷用テーブルと高座椅子に仕様変更し、高齢社会への対応を進めています。大正時代の建築物故、完全なバリアフリー化には限界もございますが、出来得る限りの対策を講じて参りたいと思います。
結婚披露宴の演出にも様々なものがあります。
今回改めて思いましたが、多々ある演出の中でも、ご列席者をお出迎えするウェルカムボードの役割に注目してみるのもいいでしょう。