四天王寺参拝のために訪れた天王寺。
JR天王寺駅を降り立ち、一路四天王寺を目指して商店街を進みます。
ふと目に留まったのが、天王寺区の花を案内する標識でした。
桃とパンジーが、どうやら天王寺区の花に指定されているようですね。
あまりイメージが結び付かなかったので、インターネットで調べてみることに致しました。
天王寺区内にあった桃畑
天王寺区のサイトによると、明治時代まで区内に大きな桃畑があったと記されています。現在でも、桃山、桃谷、桃陽、桃丘などの地名にその名残を見ることができます。
四天王寺の六時堂。
石舞台の北側に佇むお堂で、たくさんの参拝客で賑わっていました。
四天王寺の西大門を抜けると、暑さ対策のためのミストが取り付けられていました。
ご高齢の参拝客も数多く見受けられる四天王寺境内。テーマパークなどではすっかりお馴染みのミスト装置ですが、お寺の中にも設置されるようになったんですね。少しでも熱中症の予防に役立ってくれることを願います。
四天王寺へ続く商店街を歩いていると、災害時避難所として天王寺小学校の名前が案内されています。
ここから250m離れた場所に小学校があるようです。
天王寺区の花の由来として、もう一つのパンジーに関しての一文をご紹介しておきます。
パンジーは初春から色彩豊かな花を咲かせ、落ちついたイメージが天王寺区にふさわしいとして、ともに昭和63年10月に制定されました。
冬の寒い時期にも花を咲かせるパンジーは、彩りの少ない冬にはとても有難い存在です。奈良県民の私にとって、桃の花といえば、檜原神社の下手に咲く桃を思い浮かべます。
桃とパンジーが、天王寺区の花として制定されています。