大広間で使用するチャイルドチェアを購入致しました。
高座椅子は大人用のみだったので、小さいお子様用の椅子が必要になりました。結婚披露宴の参列者の中には、未就学児も数多く見受けられます。同窓会や企業の宴会には不要ですが、ご親族がお集まりになられる結婚式には一定の需要があります。
宴会場のチャイルドチェア。
ＳＨ（Seat Height）が４９．５ｃｍで、椅子全体の高さは７２ｃｍになります。
これなら安心して、小さいお子様でも会食が楽しめそうです。結婚式後の食事会の滞在時間はおよそ２~３時間に及びます。プロの司会者が付いて、余興も盛り沢山となれば３時間超えもあり得ます。その間、幼いお子様がお行儀よく着座しているためには、必要不可欠のアイテムとなります。
スタッキング可能なハイチェア
子供用の高座椅子を発注するに当たって、まず条件となるのが安全面です。
安全な椅子であるか否かは重要な要素です。旅館備品の専門業者さんからは、分厚い座布団もご提案頂きました。しかしながら、どうも安全面に不安が残ります。ウレタン素材の子供用紐付きレザー座布団だったのですが、カタログ写真を拝見した時点でスルーすることに致しました。
その点、この高座椅子なら安心です。
背もたれや肘掛け、それに足置きもしっかりした作りです。
右側の大人用高座椅子と比べてみます。
座面が随分高いことが分かりますね。小さいお子様は足が浮いてしまいますから、足置き台は必ず必要になります。チャイルドチェアの脚は末広がりになっているようです。
背面もしっかり固定されています。
これなら、安全面の条件はクリアしているのではないでしょうか。
スタッキングされた状態で当館に配達されました。
全体を覆うようにナイロンの袋が被せられていましたが、基本的に梱包状態はこんな感じです。２台のチャイルドチェアの間には段ボール紙が一枚かませてありました。衝撃吸収マットの代用ですね。
梱包の段ボール箱には、『演漆（ENSHITU）』と書かれています。
商品名でしょうか。
収納する側の私たちとしては、スタッキングチェアであることも大切な条件の一つです。
チャイルドチェアの出番が毎度あるわけではありません。
ごく限られたケースで利用されるものですから、普段の保管場所が問題になります。大人用の高座椅子は無理なく三段に重ねることができます。今回購入したこちらのチャイルドチェアもスタッキングには問題が無さそうです。
真上から見下ろします。
縦横４５ｃｍ×４５ｃｍのサイズです。座面も末広がりの台形仕様ですね。
この春、大神神社の結婚式披露宴でデビューすることになります。
御膳スタイルの披露宴を卒業して１年以上が経ちますが、遅ればせながらのチャイルドチェア登場です。
やっぱりこの足置き台が心強い！
足をぶらぶらさせたままでは、不安定極まりないですからね。
業者さんに郵送して頂いたカタログには、「ハイチェアブラック」という名前で出ています。
オレンジカラーに近い「ハイチェアナチュラル」もありましたが、落ち着いた色合いのものを選択致しました。
子供の様子を心配しながら食事する必要もなくなりました。
余程暴れない限りは転倒することもないでしょう。最低限のマナーさえお守り頂ければ、楽しくお過ごし頂けるものと思われます。
この肘掛けはちょっとしたガードの役目も果たしそうです。
横の人にちょっかいを出すために、体を乗り出すことも多いお子様たち。それを未然に防止してくれることを願います。
足置きがあると咀嚼回数が増えるとも言いますよね(笑)
真偽のほどは定かではありませんが、要は落ち着いて食事ができるということではないでしょうか。
結婚披露宴や法事の会合に活躍するであろうチャイルドチェア。
当館の子供料金設定は幼児料金と小学生料金の二通りに分かれています。
- 幼児料金（３歳以上６歳未満） ：大人料金の５割
- 小学生料金（６歳以上１２歳未満）：大人料金の７割
３歳未満のお子様に関しましては、食事不要、あるいは少量の食事のみ希望等、色々あるかと思われますので ”応相談” とさせて頂きます。特別なリクエストをお持ちの方は、別途当館窓口までご相談下さい。
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