水の神様と仰ぐ広瀬神社。
広瀬神社一の鳥居をくぐって、しばらく参道を進むと左手に日の丸大明神が鎮座しています。
広瀬神社境内社の日の丸大明神。
南向きに建ち、すぐ左手には太鼓橋の「ひろせばし」が架かっています。
広瀬神社に祀られる水の神様
建国記念日の2月11日に催される砂かけ祭で有名な広瀬神社。西名阪自動車道の法隆寺インターチェンジからほど近い場所に佇む古社で、その創建は崇神天皇の御代まで遡ります。広瀬神社の絵馬。朱色の両部鳥居をくぐると、右手に神馬が奉納されていて、その傍...
2月11日催行!大和の奇祭『砂かけ祭』
日の丸大明神はどうやら、京都の伏見稲荷大社から分霊されているようです。
稲荷社の風情が感じられるとすれば、やはりこの二つ並んだ鳥居でしょうか。本家本元の千本鳥居には遠く及びませんが、小さな神域に朱色の鳥居が二つ並び建ちます。
日本の国全体を表すかのような「日の丸大明神」という名前。
なぜこのような名前が付けられたのでしょうか、その理由が知りたいところです。
日の丸大明神の脇は、広瀬神社拝殿へと通じる参道になっています。
百度石が見られました。
こちらは広瀬神社一の鳥居。
「官幣大社」と刻まれていますね。
実はここまで辿り着くのに一苦労がございました。車でアクセスしたのですが、狭い道に入って行くことになり、不運にも対向車に出くわし、敢え無くバックミラーとサイドミラーを見ながらのバックを余儀なくされました。
広瀬神社は衣食住の守護神でもあるんですね。
生活全般に関わる水の神様ですから、衣食住の守護神というのも頷けます。
毎年2月11日に行われる大和の奇祭「砂かけ祭」も案内されています。
砂かけ祭の様子が描かれた絵馬。
田植えの所作をまねながら催される雨乞い祈願のお祭りです。
広瀬神社参道に建つ石灯籠。
日の丸大明神の前で祈願するのは商売繁盛なのでしょうか。
伏見さんということで、このたび私は日の丸大明神さんに商売繁盛を祈願させて頂きました。今年も一年、無事に商いに勤しめますように。