岡寺で開催中の紫陽花まつりに行って来ました。
『大和三大観音あじさい回廊』と銘打つイベントです。長谷寺、岡寺、壷阪寺の観音様を巡ります。
岡寺(龍蓋寺)の紫陽花回廊。
奥の院へ続く坂道に、たくさんの紫陽花が咲いていました。
弘法大師作の如意輪観音!岡寺の御本尊
岡寺のご本尊は、日本最大の塑像とされる如意輪観音坐像です。
弘法大師空海が日本、中国、インドの土を使って造像したと伝わります。紫陽花イベントの期間中は内陣拝観のみならず、内々陣の拝観も出来るようです。ご本尊の真横から仰ぎ見て、有難き御縁を結びます。まだコロナ禍ということで、残念ながら結縁の紐は用意されていませんでした。
岡寺の仁王門(重要文化財)。
江戸時代初期に建立された門です。
奥の院へ続く道に立つ弘法大師像。
正面奥に見えている鳥居は稲荷社ですね。
大師堂前の修行大師像。
三重宝塔から下って来た所にお立ちになられています。向かって左奥には、稚児大師像も祀られていました。どちらの仏像にも、たくさんのお賽銭が供えられています。信仰の深さをうかがわせますね。
ここは西国観音霊場の第七番札所。
お遍路さんと共にあるお寺です。
雨上がりの境内には、様々な花が咲いていました。
手水舎の花手水が呼び物になっていますが、やはりこのお寺を訪れたらご本尊の如意輪観音は外せません。
紫陽花に彩られた弘法大師像の脇には、仏足石らしきものもありました。
雨に濡れた後の仏足石は味わい深いです。
日本最大の塑像・如意輪観音坐像。
境内の写真から拝借致しました。ふくよかな印象を与える如意輪観音です。
鉢植えの紫陽花も含め、色とりどりの紫陽花で埋め尽くされます。
石楠花の名所として知られる岡寺ですが、紫陽花も楽しめるお寺になっていたんですね。