刺身が美味しいコロ鯛。
新鮮なコロ鯛が入荷しました。スズキ目イサキ科に属する海水魚のコロ鯛は関東エリアでは珍しい魚のようで、主に西南日本の沿岸域で漁獲されます。
胡盧鯛(コロダイ)が入荷しました。
まるで豹のような斑紋が見られます。見た目のインパクトも十分ですね。
コロ鯛の名前の由来はウリ坊から?
漢字では「胡盧鯛」と書きますが、コロダイの名前の由来はどこから来ているのでしょうか。
尾びれにかけても綺麗な斑紋が続きます。
初夏から晩秋の期間にまれに入荷するコロ鯛ですが、その名前の由来は猪の子供に因みます。
和歌山県では猪の子供を「ころ」と呼ぶんだそうです。
コロ鯛の稚魚は成魚とは体の模様が違っており、まるで猪の子供にそっくりだとか。コロダイの稚魚にはまだ出会ったことがないのですが、是非この目で見てみたいものです。
筆柿も入荷しました。
普通の柿に比べて、その甘さには格段の違いを感じます。
秋の婚礼料理では定番となっている柿の白和えの中に、今回は甘味十分の筆柿を使ってみました。柿の品種にも色々ありますよね。先日、西条柿を食べる機会があったのですが、島根名産の西条柿も実に美味しかったです。
料理旅館大正楼の結婚式二次会会場。
再婚カップルの新郎新婦様も、昨今では度々お見受けするようになって参りました。
25歳前後で結婚するのが当たり前と思われていた時代が過ぎ、今では30歳代前半での結婚が普通になってきているのではないでしょうか。
もちろん、年齢だけで結婚を決められるわけではありませんが、晩婚化の流れを肌身で感じます。結婚適齢期はやはり世間が決めるわけではなく、自分の中で決めるものですからね。
お祝いの日にコロ鯛が入荷するなんて、お客様もツイていらっしゃいます。
猪や鹿は、古来より身近な存在として知られています。そんな猪を連想させるコロ鯛に、奈良県人としてひとかたならぬ興味を覚えます。お味も抜群となれば、なおさらです。
大正楼中庭での和装ロケーション撮影。
前撮りのみならず、結婚式当日においても中庭でロケーション撮影を行うことができます。
綺麗な模様の魚です!
一目惚れしてしまいました。
身質は引き締まっていて、腹骨をそぎ取る時も左手にふにゃっとした柔らかさを全然感じません。中骨を骨抜きで抜こうとするのですが、しっかりと骨が身に入り込んでいて抜き取るのに結構苦労しました。新鮮さの証なのでしょうか、それともコロ鯛特有の身の締まり具合なのでしょうか。
コロ鯛の極上のお刺身は是非おすすめです。