昨今は小学校の授業から英語を習う時代です。
英語は中学校からという環境の中で育ってきた私にとっては、少々カルチャーショック(笑)なわけですが、ネイティブイングリッシュと触れ合える機会を大切にしてもらいたいと思います。
Assistant Language Teacher の略なんですね。RT @naracity_tweets 奈良市では中学校の英語の授業等に活用している外国人指導助手(ALT)を8人から19人に増員し全小学校への定期的な訪問を開始。
— 奈良の大正楼 (@nara_yado) 2014, 9月 25
奈良市役所 公式ツイッターさんのつぶやきに、思わず反応してしまいました。
ALTとは Assistant Language Teacher の略で、小中学校などで英語の教育を行う外国語指導助手のことを意味します。ALTの活動は、今まで奈良市内の公立中学校や一部の公立小学校で行われていましたが、9月からは市内全ての公立小学校を訪問する予定です。
外国青年招致事業のJETプログラム
我が国では、1987年から世界の英語圏から大学を卒業した青年を日本に招致する運動を実施しています。
「語学指導等を行う外国青年招致事業」(通称JETプログラム)と呼ばれるプログラムです。ALTは最長3年契約で、県や市町村から給与を受け取るシステムになっているようです。
日本語もろくに話せないのに、英語を勉強するなんて早すぎる。
そんなお声もよく聞かれます。果たしてそうなのでしょうか。英語から逆に日本語を学ぶきっかけにもなるのではないか、そんな風にも思えます。表現方法は違えど、言葉はどこかでつながっている。日本語も英語も然りだと思います。
唐招提寺境内の英語案内。
「靴を脱いで下さい」を意味する Please take off your shoes. の文字が見えます。
子供に限らず、英語に親しむ機会を持ちたいものです。社会人になってからでも、英会話学校などで会話力に磨きをかけることは出来るでしょう。観光立国を目指す我が国日本は、外国人観光客の誘致に力を入れています。2020年開催予定の東京オリンピックも、今後の英語の取組に拍車を掛けています。
唐招提寺金堂前の外国語案内。
もちろん、英語だけではありません。中国語、韓国語、スペイン語等々、世界中から日本へやって来る外国人の話す言葉は多岐に渡っています。
先日、当館にお泊り頂いたスペイン人の老夫婦。
彼らとは思うようにコミュニケーションが取れませんでした。英語が全く通じないのです。同じヨーロッパでも、フランス、ドイツ、オランダの方々とは英語で意思の疎通が出来ますが、スペインの田舎の方にお住いの方々とは英語での会話が不可能なのです。スペイン語の全く分からない私は四苦八苦致しました(笑) よく言われることですが、中国人の方とは筆談が可能ですよね。
小学生の時代からネイティブスピーカーと会話をする機会がある。これはとても恵まれていることだと思います。物怖じしないで、最初は身振り手振りでも構わないから、どんどん親しんでいってもらいたいなと思います。