7月上旬の京都は祇園祭一色に染まります。
日本の三大祭りに数えられる祇園祭だけに、毎年数多くの観光客で賑わいます。そんな祇園に程近い場所に、京都最初の禅寺がひっそりと佇んでいます。
建仁寺の鐘。
「東山 建仁寺」と書かれているようですね。禅寺らしく、花頭窓のラインが美しく映えます。
〇△口乃庭!建仁寺の謎
京都の建仁寺を拝観しました。拝観窓口で拝観料を納めて中へ入ると、左手奥の方に〇△口乃庭が広がっていました。〇△口乃庭。中央が〇、右手に口、左手に△の図形が表されています。
建仁寺の見所は、俵屋宗達の『風神雷神図屛風』
地元では「けんねんさん」の名で親しまれているようです。
海北友松の襖絵など、文化財にも目を見張るものがあります。橋本関雪の「伯楽」を拝観したことがありますが、実に秀逸で感動しました。美術鑑賞でも訪れる価値のあるお寺だと思います。
東山エリアの人気宿「京都東山荘」。
浴室を出た所に冷水のサービスがありました。ちょっとした心遣いが嬉しいですね。
建仁寺といえば、俵屋宗達の風神雷神図屏風。
レプリカとはいえ、とても力強いメッセージが感じられます。
京都東山荘さんの客室「太秦」の鍵。
京都の難読地名でよく知られる太秦(うずまさ)。
時代劇の撮影で有名な太秦映画村のある所です。東山エリアからは少し離れていますが、仏像好きの方なら、広隆寺の国宝・弥勒菩薩像を拝まれたこともあるのではないでしょうか。