見開きのページをキープするために、よくペーパーウェイトを使うことがあるのですが、大神神社のなでうさぎの書鎮を利用してみるのも面白いかもしれません。
大神神社なでうさぎの書鎮。
拝殿前のお守り授与所に行けば、お買い求め頂くことができます。
大神神社を象徴するなでうさぎ
子丑寅卯の十二支を方角で表せば、卯は真東に当たります。
太陽の昇る方角であり、時間にすれば午前6時を指します。人生に例えるなら、青春真っ只中といったところでしょうか。大神神社の御祭神である大物主神が助けた因幡の白兎にも通じ、三輪さんとの深い御縁が感じられます。
近鉄桜井駅を降り、改札口を抜けると三輪明神大神神社行きの路線バス時刻表が案内されています。
このままJR万葉まほろば線に乗り換えて一駅目が三輪駅ですが、バスでアクセスする方法もあります。どちらを選ぶかは、JRとの連絡次第ということになるのではないでしょうか。
なでうさぎとの出会いに心をときめかせながら、桜井駅を降り立ちます。
三輪山登山口のある狭井神社。
荒魂を祀る狭井神社境内には、ピント張り詰めた緊張感が漂います。
こちらは、なでうさぎの土鈴ですね。
澄んだ鈴の音色に心が洗われます。
お寺の本堂外陣に坐している「びんずる尊者」とよく似たご利益があるのでしょうか。数多くの参拝客に撫でられ、人々の悩みを分かち合ってきたなでうさぎ。普段は参集殿の玄関口に居ますが、お正月になると祈祷殿前にお引越しをします。
なでうさぎ土鈴の初穂料は800円とのことです。
JR三輪駅のプラットフォームから神山・三輪山を望みます。
三輪山から日が昇り、二上山に日は沈む。
古代日本の風景が蘇ります。
なでうさぎの書鎮を机上に置いて、ふとした拍子に眺めてみる。これもまた最高の贅沢ではないでしょうか。