宙に浮いたような場所で用を足す。
そうは体験できない不思議な感覚をあべのハルカスで感じてみませんか?
あべのハルカス展望台の59階にある男性用トイレ。
思わず外を覗き込んでしまいます(笑) 60階の天上回廊に比べれば、確かにここは1階低い場所にあるわけですが、そういうことは微塵も感じさせない解放感に満ちています。ハルカス300のメインステージにある天上回廊に於いて、明石海峡大橋や二上山などのパノラマビューを堪能した後、エスカレーターで1階下のグッズ売場へと足を運びます。
洗面台の鏡越しに眺める絶景
一通りあべのべあグッズを見た後、フロア片隅のトイレへと急ぎます。
そこで見た光景は息を呑むものでした(笑)
洗面台の鏡越しに絶景が映し出されます。
どうも落ち着きませんね。
おトイレといえば密室、という普段の思考回路がどこかへ吹っ飛んでしまいます。これなら鏡越しに ”自分撮り” も楽しめそうです。
60階の天上回廊から58階の天空庭園を見下ろします。
天空庭園から上は吹き抜けになっており、外の風を感じることができるようになっています。
天空庭園の横にはカフェダイニングバーが併設されています。
屋内席と屋外席(天空庭園)が用意されていて、食事やお酒を楽しむこともできます。私が訪れたのは夕刻前で、時間の余裕もなく夜景を楽しむことができませんでしたが、お酒を嗜みながら夜景に浸れる空間も、ここハルカスには準備されています。
天上回廊に消火器が備え付けられていました。
万一の場合の初期消火はとても大切ですね。
JR天王寺駅とあべのハルカスを結ぶ阿倍野歩道橋。
向こうに天王寺MIOの建物が見えています。ファッションやグルメで賑わう商業ビルですが、あべのハルカスの登場で昔日の感が否めませんね。天王寺ミオに足しげく通う若者も多いでしょうから、ハルカスとの相乗効果も期待できそうです。
プライベート感が見事に払しょくされたトイレ(笑)
超高層ビルですから、誰かに覗かれる心配もないことでしょう。ここまで解放感があると、利用する人たちも自然とマナーを順守していくことになるのではないでしょうか。トイレに落書きなどは、言わずもがなの御法度です。地に足が付かない、心理的衆人環視の元では落書きなどする余裕も生まれないかもしれませんね。