TBSのお膝元~三分坂に佇む報土寺をご案内致します。
報土寺(ほうどじ)は1614年創建のお寺で、山号が咲柳山、開基は永受法師と伝えられます。
報土寺の練塀(築地塀)。
瓦を横に組み入れた築地塀で、港区文化財に指定されている歴史的遺構です。
三分坂に沿う形で、弓なりに少し湾曲している様子がうかがえます。
赤坂の名所『三分坂』
ホテル ザ・ビー赤坂の口コミ情報を見ていると、三分坂のことがよく話題に上っています。坂の上にあるザ・ビー赤坂から三分坂を下る所・・・。確かに急勾配の坂道です。坂がキツイという、ちょっぴり辛口の口コミ情報も分からないではありません(笑)
雷電為右衛門の墓がある報土寺
報土寺には相撲の世界で活躍した雷電為右衛門の墓があります。
相撲の歴史の中で誰が一番強いのか?
単純に優勝回数だけで言うなら白鳳に大鵬、千代の富士に北の湖といった名力士が挙げられますが、長い歴史の中では場所の実施回数などにもバラツキがあります。単純比較が出来ないのが現状です。そんな中にあって、谷風梶之助や雷電為右衛門などは「最強の力士」との呼び声が高いことで知られます。
報土寺の門。
地下鉄赤坂駅からもほど近く、徒歩で7分ぐらいでしょうか。
雷電為右衛門の墓の案内板。
報土寺といえば、江戸時代の横綱・雷電為右衛門の墓がまず頭に浮かびます。
手形も添えられており、その大きさに改めて驚かされますね(笑)
三分坂の上にあるホテル ザ・ビー赤坂の客室から、報土寺の裏手にある墓地を望むことができます。
報土寺の練塀のアップ写真。
赤坂サカスや東京ミッドタウンなど、東京の中でも最先端のイメージが強い赤坂エリアですが、こういった歴史的な心温まるものを見ることもできるんです。
三分坂を登ると、TBSの拠点が見えてきます。
赤坂界隈には報土寺の他にも、赤坂不動尊、浄土寺、山王日枝神社等々、日本の歴史に触れることのできる観光名所がちりばめられています。