毎年4月になると、駐車場に芝桜が開花します。
今年も綺麗に咲いていましたので、ご報告しておきます。
大正楼駐車場の芝桜。
芝桜(シバザクラ)という名前が付いていますが、実は桜の仲間ではありません。ハナシノブ科フロックス属に分類される植物です。
ニョキニョキ生える筍とグラウンドカバーの芝桜
中庭に比べれば植栽スペースの限られた駐車場。
狭い場所ですが、毎年見られる光景にほっと胸をなでおろします。
大正楼駐車場ルート案内
料理旅館大正楼の駐車場は二箇所ございます。 どちらも無料駐車場(先着順)で、駐車可能台数は12~15台ほどになります。 宿泊や結婚式で駐車場をご利用になられるお客様に、そのアクセスルートをご案内致します。 大正楼の第一駐車場。 玄関向かって...
普段は数本の竹と石が配置されているだけのスペースです。
そこに彩りを添える芝桜と、にょきにょき姿を現すタケノコ。殺風景な駐車場にも春の訪れを感じます。
駐車場の筍。
タケノコにはやっぱり生命力を感じますね!
地面に這うように開花しています。
「花の絨毯」と呼ばれる所以です。株が混み合うと枝枯れの恐れがありますので、秋に株分けして適宜植え替えます。
玄関口でお客様をお出迎えする一木造り。
樟の一木で、竹虎を彫り込みます。お隣りの中国では、竹は竹林に棲むと言われます。竹虎の文様は、着物や家紋などにも見られますね。
金峯山寺蔵王堂のリーフレット。
蔵王権現の特別開帳が案内されていますが、今年の拝観はどうなるんでしょう。軒並み拝観停止の寺社が続く中、金峯山寺の動向も気になります。
こちらはひっそりと壁沿いに生えていました。
こんな狭い場所に、ひしめき合うように命を伸ばします。
希望を抱かせる一コマですね。