上方婚と下方婚!男女の結婚観

上方婚とは、下方婚とは?

一昔前によく耳にした2つの結婚にまつわる言葉。

上方婚とは何を意味し、下方婚とは何を指し示す言葉なのでしょうか?

インターネットの結婚情報サービスが広まっている背景には、非婚率の高まりが指摘されています。社内恋愛の激減、地縁血縁によるいわゆる縁談の数が少なくなったこともあり、ネットによる結婚情報サービスがその認知度を高めています。

女性は自分より年収の高い人を結婚相手に選ぶ時代です。

逆に男性は、自分より年収の低い人を結婚相手に選ぶ傾向があります。

上方婚とは女性の側から見た結婚観であり、下方婚とは男性の側から見た結婚観ということになります。

奈良の結婚情報誌『ichika』

結婚の条件って何なんでしょうね。

現実的な話ではありますが、経済力や年収が女性にしてみれば大きな結婚の決め手になっているのです。

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崩れた大企業神話!変わりゆく結婚観

かつては、大企業が女性の一般職を大量に採用していました。

大企業神話が成立した時代は、大きな会社に就職さえすれば一生安泰という見方がありました。結婚相手も同じ社内の女性と・・・というパターンが多かったようです。

会社の中は、いわば大きなお見合いサークルのようなものであったのかもしれません。

それが今では、様相が一変してしまいました。

不況下の中にあって、女性の一般職を大量に採用する時代は終焉を迎えました。さらに、大企業といえども決して安心はできない時代です。終身雇用も崩壊した世の中ですから、結婚の定義も変化を余儀なくされるのも無理はありません。

女性の社会進出は進み、経済力を持った女性は上方婚を望むようになりました。

一方の男性は昔からのイメージに引きずられてか、女性をリードしたい傾向が強く、下方婚を望むようになったのです。

上方婚と下方婚は、自然な時代の流れの中で生まれてきたわけです。

上方婚と下方婚のトレンドが進めば進むほど、非婚率は益々高まっていきます。そのためか、結婚情報サービス会社の中でも、医者や弁護士などの高年収層にターゲットを絞った結婚相談所が出てきています。会員数をとにかく多く集めて展開する”デパート型”に対して、高年収の人しか会員になれないようにした”ブティック型”の結婚情報サービス会社も注目を集めています。

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