奈良県高市郡高取町にある壷阪寺。
壷阪寺を訪れてみて、その石像の多さに圧倒されました。
壷阪寺の大涅槃像。
大きい!
お釈迦様の入滅の時を表現しているわけですが、こんなに大きな石像が横たわっているなんて・・・壷阪寺のスケールの大きさを感じさせます。
壷阪寺の石仏に異国の地を想う
異国情緒漂う壷阪寺の石仏たち。
壷阪寺参拝の模様をスライドショー動画にまとめてみました。
大神神社の境内も所々に登場しますが、ご愛嬌ということでお許しください(笑)
まるで石像のテーマパークのような壷阪寺境内を歩いていると、時間の経つのもあっという間です。
釈迦入滅の際には、四方に沙羅双樹の木があったと伝えられます。
先日訪れた飛鳥寺の境内に、沙羅双樹の花が咲いていました。正確に言えば、沙羅双樹ではなくて夏椿のようでしたが(笑) 沙羅双樹はインドに生育するそうです。
壷阪寺の大涅槃像の背後には~これまた大きな、高さ約20mにも及ぶ大観音石像がそびえ立ちます。
千手観音の石像。
壷阪大仏の前に坐しておられます。
千手観音の前には、普賢菩薩や文殊菩薩の石像も配されています。正しく石像の宝庫ですね。しかも、どれもが巨大です(笑)
千の手を使い、あらゆる手段を講じて私たちをお救い下さる千手観音様・・・とても有難い菩薩様です。
お釈迦様の一生を描いた仏伝図レリーフ。
レリーフももちろん、石で造られています。
誕生から悟り、入滅に至るまで苦難に満ちたお釈迦様の一生を垣間見ることができます。
目の前に繰り広げられる、壺阪寺らしい重厚な絵解きに感動すら覚えます。
壷阪寺の駐車場を降り立った所に、お釈迦様の降魔成道のシーンが描かれたオブジェがありましたが、あれはこの仏伝図レリーフのミニチュア版だったんだなと気付きます・・・。
あちらにもこちらにも石像が散在する壷阪寺からのレポートでした。
<壷阪寺関連情報>