赤坂見附交差点から紀尾井町方面へ抜ける所に弁慶橋があります。
ボート場にもなっている弁慶堀。
そこに架かる弁慶橋をご案内致します。
交通量の多い赤坂の中にあって、時代を感じさせる橋が渡されています。
周辺には赤坂エクセルホテル東急、グランドプリンスホテル赤坂、ホテルニューオータニなどのホテルが建ち並びます。
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弁慶橋の名前の由来
歴史ある観光スポットを訪れると、いつも気になるのが名前の由来です。
弁慶という名前でまず思い浮かぶのが牛若丸と弁慶ですが、その弁慶の名所は京都にあるはずです。赤坂の弁慶橋とはおそらく何の関係も無いものと思われます。
弁慶橋ボート場乗り場。
弁慶橋ボート場には「弁慶橋フィッシングクラブ」があります。
皇居のお堀での釣りは禁止されていますが、唯一ここでのボートフィッシングだけが許可されています(えさ釣り、岸釣りは禁止)。
弁慶橋の袂にボートが見えますね。
弁慶橋という名前は、江戸城普請の大工の棟梁であった弁慶小左衛門に由来します。
橋の中央部が幾分盛り上がったアーチ型の木の橋に似せて作られた石橋・・・両脇の欄干には玉ねぎの形をした青銅(からかね)製の擬宝珠(ぎぼし)といわれる飾り付けが施されています。
弁慶橋を渡った所に紀州徳川家の屋敷跡がありました。
そう言えば、赤坂不動尊は紀州徳川家の祈願所であったことを思い出します。
紀尾井町(きおいちょう)という地名は、江戸時代この一帯に紀州徳川家・尾張徳川家・井伊家(彦根藩)の屋敷があったことに由来します。
それぞれの頭文字をとって 「紀尾井町」 と呼ばれるようになったわけですね。
江戸城の歴史を伝える赤坂見附跡もすぐ近くにあります!